アップルパイ技術メモ

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blender 2.83 Auto Rig Proリギングでのウェイトペイント調整

https://dskjal.com/blender/weight-paint-tips.html#wire-frame

参考。ありがとうございます。

Auto Rig Proでリグを組み立てた後のウェイト調整について個人的なTIPSをまとめる。

けど基本的にはAuto Rig Proじゃなくてもほとんど同じだと思う。Auto Rig Proだとボーン表示がボックスになっていて少し勝手が違う「気」がするので、あえてこういうタイトルにしている(私が無知なだけで多分普通のウェイトペインティングとなにも変わらないだろう)。

基本

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ポーズモードへと移行し、ウェイト調整をしたいところを可動させる。

オブジェクトモードへと移行し、ウェイトペイントしたいオブジェクトを選択し、ウェイトペイントモードに入る。

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この時オブジェクトの形が元に戻ってしまう場合は、「編集>オブジェクトモードをロック」のチェックが入っているかどうか確認する。

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ウェイトペイントしたい所に支点を向け、Shift+右クリックで該当箇所に仕込まれているボーンが選択肢として出てくる。形がおかしく無くなくなるまでウェイトを調整する。

ワイヤーフレーム表示

ウェイトは頂点に対してペイントされるため、フレーム表示の方がありがたかったりする。Zで出てくるパイメニューからワイヤーフレーム表示にする。

裏面まで見えてうざったい場合は設定から変更できる。右上すみに表示されるビュー設定表示で裏面の非表示にすると良い。

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頂点を選択して直接編集

ローポリの場合、頂点を直接選択してウェイト調整を行った方が楽だったりすることがある。

Ctrl+クリックで頂点を選択することが出来る。さらに、ツールバーのアイテムに頂点一覧が表示されるため、そこから該当ボーンの影響力を直接コントロールすることができる。

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また、ここからボーンを選択することも出来る。

ウェイトペイントに便利なアドオン「Easy Weight」

Projects · Blender / Easy Weight · GitLab

キーボードショートカットなどにブラシの変更などを設定することができる。

設定>キーマップの3Dマップ全般で「Ctrl+Tab」で「object.weight_paint_toggle」を設定すると、ウェイトペイントモードへスイッチできるショートカットキーを設定することができる。

ウェイトペイントの右クリックメニューなどを「object.custom_weight_paint_context_menu」を割り当てる。これでEasy Weightのメニューを使用することができる。

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他、キー設定を強制変更する、とあるが私の環境だと上手くいかない。hmmmm。

注意とか

Auto Rig Proが元々持っている全体の親コントローラーのウェイトが全体に設定されている事があって、例えば指の1関節とかは控えめなウエイト設定がされていたりする。どういう挙動になるのかわからないので、基本的にはその法則を守った方が良いように思う。