blender 2.83 Auto-Rig Proでの自動リギングの流れメモ
参考にしたリンク
【Blender2.81】Auto-Rig Proでキャラクターを動かす | STYLY
Welcome to the Auto-Rig Pro documentation! — AutoRigPro Doc documentation
https://www.youtube.com/watch?v=HTUiGdc2278
【その他】「Auto Rig Pro」を購入してみた。 : 美味しくなって新登場!
バッドノウハウ含めて色々あるのでとりあえずここらへん見ておくことをおすすめ。詳しい解説ありがとうございます。
リグ作成
ツールから「Auto-Rig Pro: Smart」を選択。リグをつけたいモデルオブジェクトを選択した状態で Get Selected Objectsを選択。この時、ゆれものとか体から離れすぎている物は選択から外すと良いらしい。
この時、メッシュ以外のオブジェクトが存在しているとエラーが起こる。
問題無いと画面へ移行する。
turn:モデルをターン左右に回す。 Add○○:指定された部位のマーカーをモデル上に配置する。 ミラー:左右対称に一気にマーカーを配置できる。 Restore Last Session:1つ前に戻る Cancel and Delete Markers:マーカーを全てキャンセルする。
リグを仕込むモデルは、TポーズまたはAポーズにしている必要があり、足を地面につけ、手のひらを下に向け腕が捻られていない必要がある。
指定された部位にマーカーを配置していけばボーンが配置される。一度配置されたマーカーもドラッグでずらすことができる。
neck:首 Chin:顎 Shoulders:肩 Wrists:手首 Spine Root:背骨の根元、腰あたり。 Ankles:足首
こんな感じ。
選択が終わると次に進む。この時、手のひらが下を向いていなかったり、指のボーンが必要なかったりする場合はスキップを選択することが出来る。
GO!をクリックすると自動でリグを整形してくれる。
しっかりとボーンが入った。
次にリグを定義する。Auto-Rig Proメニューを開く。この時人間ではないボーンを定義するときは、Rig DefinitionをBiped以外にする。
特殊な形状のボーンの場合は、四肢いずれかのボーンを選択して「Limb Option」を選べばオプションが出てくる。
足にある小さなボーンは、足の位置を制御するボーンらしい。かかとの位置にあうように調整するといいみたい。
公式ドキュメントからの参考。
ボーンの調整が終わったら「Match to Rig」でコントローラー群が生成される。
コントローラーが小さかったりする場合は「Edit Shape」で編集できる。
ピッカーのセットアップ
Blenderウィンドウを分割し(画面右端をクリックしてドラッグする)。
Auto Rig Proのツールウィンドウにあるタブ「その他」の中にある「Add picker」を選択する。これによりピッカーオブジェクトが形成される。次に、「Set Picker Cam」をクリックすると、画面がピッカーで固定される。このピッカーから各ボーンを選択して動かすことが出来る。
Add Picker横の「X」をクリックすればピッカーは削除できる。
スキニング
ボーンとメッシュはまだリンクされていない(ボーンを実際にずらしてみるとモデルが追従してこないのがわかると思う)。
Auto Rig Proのツールメニューにあるスキンタブをクリック。
スキニングを実行すると頂点グループがリセットされる。それが嫌な場合は、該当頂点グループをロックする必要がある。
オブジェクトモードに入り、リグと連動させたいオブジェクトを全て選択した状態でバインドを実行する。複数のオブジェクトによって小物が多い場合は「Split Parts」をクリックする。服などが重ね着されている場合は「Voxelize」をチェックする。これはなんかスキニングの手法で結構流行の方法らしい。
で、スキニングに関してはAuto Rig Proよりも、
Voxel Heat Diffuse Skinning - Blender Market
この手法の専用アドオンがあってこれが便利だよ!!っておすすめされてる。上手くいかなかったら導入しようと思う。
個人的FAQ
ポーズ変更が重たい:サブディビジョンモディファイア等が悪さしている可能性がある。レンダリング時のみ適応にしたり、そもそも外したりしてみる。
コントローラーと実際のリグがずれてる:Auto Rig ProのRigメニューの Match to Rigをクリックする。
ボーンを調整したい:アーマチュアのボーンレイヤー17が調整用の基準ボーンの収納場所になっている。
調整後はMatch to Rig をすることを忘れずに。