アップルパイ技術メモ

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Blender 2.83 Auto Rig Pro TIPS個人的メモ

とりあえず基本的な使い方はある程度わかったので、応用的な使い方とか細かいTIPSはここらへんにまとめておく。

ボーンレイヤー構成を頭に入れておく

基本的にAuto Rig Proはボーンレイヤーに各種ボーンがまとめられている。時にリファレンスボーンが詰まっているレイヤーは基本的に触らないように気をつけたい。

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また、実体ボーンを直接編集する場合はかなり注意が必要になる。常に自分がどこのボーンを弄っているのか、把握しながらボーンを触っていきたい。

ボーンを追加する場合は、基本的にはなにも割り当てられていないレイヤーに追加していくのが良いだろう。

Match to Rigでエラーが起きる条件

基本的には色々タメしてみて、MatchToRigでエラーが起きる条件を感覚的に探っていくのが良いと思う。

ヒューマンボーン構成とかでエラーが出るのは、ボーンレイヤー関係を間違って弄ってしまったり、リファレンスボーンのいずれかを消してしまったり、どこかのリファレンスボーンから子ボーンを生やしてしまったりすると、その関連ボーンを探して見つからずにエラーを起こすってながれなんだと思う。とりあえず無理矢理実行せよと思わなくも無いが。

リファレンスボーンでヒューマンボーンに子ボーンを生やすとエラーが出るようだ。基本的にはリファレンスボーンの編集ではプリセットボーン同士の親子関係を弄らない方が無難。弄るとしたらコントローラーボーンとかの方が良いか?

瞬き

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eye_offsetのコントローラーをZ軸で縮小すると瞼を閉じる動きをしてくれる。ただ、これはリアルの人間基準なので、アニメ風だと不都合があるかもしれない。ただ、便利だ。

唇の連動

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ヘッドのリムオプションのsoftLipsをオンにすると、唇のボーンが口角で連動してくれる。

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コントローラーボーンの別レイヤー割り当て

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できる。

例えば、ゆれものや髪など、基本的には触らなかったり別行程化するコントローラーについてはそのボーンレイヤーを移す事ができる。該当ボーンを消したりするのはエラーの原因になるので避ける。

きちんとマッチトゥリグボタンも機能しているのが確認できる。

コントロラーボーンのカスタムシェイプ表示設定

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マニュアルだと、エディットシェイプで各種コントローラーの表示大きさなどを変更するとあるが、シンプルに大きさだけを変えたい場合はポーズモードのボーンプロパティにあるカスタムシェイプの拡大縮小設定で変更することができる。

また、これはボーンの複製でも問題無く追従してくれる。最高に便利だ。

リファレンスボーンを別レイヤーに移す

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できる。ゆれもの等を別レイヤーに分けておくと、調整が簡単になってとても良い。

→できるが、複製やリムオプションなどの項目が使えなくなった。リファレンスボーンは他レイヤーに移さない方が無難そう。

リファレンスボーンの左右対称調整

シンプルにミラーオプションをオンにするといける。

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足のリグ調整

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3つの小さいボーンをかかとに来るように調整する。これで足の大きさなどを決定しているので、間違うと狂う。