アップルパイ技術メモ

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blender 2.83 フェイスリグ専用アドオンFace Riggerメモ

Daitomodachi

表題の通り。

面白そうなアドオンだったのでどんな感じか見るために買ってみた。

有料だが7$とお安い。

準備

オブジェクトモードにて、モデルを原点に配置し、-Yの方向に顔を向ける。

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1の正面カメラで顔がこちらを向けば問題無い。

また、各トランスフォームの値が次の状態でなければならない。

  • 位置xyzが0
  • 回転xyzが0。wがある場合は1。
  • スケールxyzが1。

もしこれらの値が変わっている場合、Ctrl+aなどで位置を確定させる。

これが完了したら、NパネルからFace rigger を開き、Load Face Rigger Componentsでロードする。

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コントローラーが出る。これをスケールして好みの場所に配置する。トランスフォームは適応しないように注意する。

基本的にはほどよい大きさだと思う。

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アドオンの使用

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オブジェクト項目に指定する場所が

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ボーンを使うかシェイプを使うかを選択する。

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パラメーターが沢山指定できる。なるほど、1つ1つのシェイプキーをこれで設定しちゃうわけだ。hmmm。これを使用する場合は、目が上ある状態とか、それぞれの状態についてパラメーターを1つ1つ設定すれば、最終的にリギングできるわけだ。

アニメ的なキャラクターの場合はなるほど、こっちの方が良いこともあるかもしれないなあ。

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元々シェイプキーが設定されている場合はこれらが自動で設定されるようだ。

今後使うかも知れないから翻訳を載せておく。

Eye Target:目線 Blink:まばたき Wide:大きく目を開いた状態(多分) EyeBrow:眉(感情各種) Lip Corners:口角 Eyelids:まぶた Phoneme:母音(口の動き)

ボーンを使用する場合はも基本的にはボーンの位置を設定していってアクションによって表情アニメーションを作り、それをシェイプキーのように扱ってアニメーションを作る。ふーむなるほど?

基本的には簡単にシェイプキーを扱えるアドオン、といった感じかな・・・。最初からある程度動きが決まっているなら、中々有用なアドオンなのかなって思う。