アップルパイ技術メモ

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akeytsuは自分にとってメインのアニメーションツールにはならなかった

表題通り。

Akeytsuを一通り触ってみて、どうにも自分にはちょっと合わなかったなと思ったのでメインのアニメーションツールにはならなかった。

理由はいくつかあるが、コンストレイント機能が無かった事が一番大きい。

特定のボーンに追従して何らかの動きをするボーンは、例えば服の一部の膨らみや、擬似的な呼吸の表現なんかに使えるが、それがない。非常にシンプルなボーンのみによるアニメーションしか作れない。

逆に言うと、小難しい事を考えなくてもすぐアニメーションを作れるというのは大きな利点かなとも思う。ウェイトペイントも自動リグも中々に扱いやすい。サイクルアニメーションやモーションのミラーリングは大きな魅力なのは変わっていない。なので、基本アニメーションをAkeytsuで、BlenderでそれをAuto-rig Proなどで写し取って使う、見たいなフローは構築できると思う。

また、ゆれものが少なく、体にフィットした服装をしたキャラクターや、服装を取った状態でのアニメーションには全然使えると思うから、Akeytsuの特性や癖を掴み、合間に挟む形で使っていきたいと思う。

また、2020のロードマップを見ると面白い機能を計画しているようなので、引き続きAkeytsuとは付き合っていきたいと思う。